植物クイズ

単元

身の回りの生物

目標

身近な植物を採取し、色,形,大きさなど,姿に違いがあることに注目し、観察する技能を身につける。班で協力して問題を作成し、観察を言語化すること、クイズを解くことで他の人の観察のしかたに触れ、主体的・対話的に深く学ぶことができる。

準備:

材料名補足数量
校庭の植物 ※校庭の植物を採取する場合は、とってよいもの、悪いものなどを決めておく。
チャック付袋
先生問題 あらかじめ作成しておく

観察・実験:

題目内容画像所要時間
1.【学習課題の確認】「校庭の植物をよく観察しよう」 先生クイズの問題配布 問題の作り方・観察のポイント
今日は『よく観察ができて他の人に正解してもらったほうがよいクイズ』であることを確認。
採取物の確認⇒先生クイズ(2問)の答えと自分たちが作るクイズ(人数分)の植物
10分
2.【校庭】 先生クイズ(2問)の答えと自分たちが作るクイズ(人数分)の植物を採取する 20分
3.【先生クイズの答え合わせ】 先生クイズの解答と観察のポイント
4.【クイズを作る】 絵ではなく言葉で表す、大きさ・色・形・数・におい・手触りなどいろいろな視点で観察する。 20分
5.【クイズを解く】 実際の植物(紙に1,2,3,4と書いた上)と問題(裏に答えの番号)を並べておく。問題を読みながら、植物をよく観察し、植物を問題用紙に置いていく。 20分
6.【ふりかえり】 他の人の問題でわかりやすかった観察などを話し合い、観察のポイントを復習する。
7.【詳細観察】 時間があれば、虫めがねや双眼実体顕微鏡で植物を細かく観察する。
8.【まとめ】 植物を大きさ・色・形・数・におい・手触りなどいろいろな視点で観察した。 20分

豆知識

植物のこんなところに注目しよう!
  • テーマ1:色(花の色、葉っぱの色、実の色など)⇒ 黄/白/紫/赤/青 など
  • テーマ2:数(花びらの枚数、葉の形・もよう、実の形・数などを数えてみよう)⇒ 2/3/4/5/6/8 など
  • テーマ3:におい(色んなところのにおいをかいでみよう)⇒ 甘い/くさい など
  • テーマ4:手ざわり(さわってみよう)⇒ べとべと/ふわふわ/つるつる/チクチク/フニャフニャ/カチカチ/すべすべ など
  • テーマ5:形(どんな形をしているかよ~く見てみよう)⇒ 転がるもの/円/ハート/手のひらのような形/細長い/おうぎ形 など
  • テーマ6:葉のつき方⇒ 交互につく(互生・ごせい)/ペアになってつく(対生・たいせい)/3つ以上が同じ場所につく(輪生・りんせい)
交互につく(互生・ごせい)

交互につく(互生・ごせい)

ペアになってつく(対生・たいせい)

ペアになってつく(対生・たいせい)

3つ以上が同じ場所につく(輪生・りんせい)

3つ以上が同じ場所につく(輪生・りんせい)

  • テーマ7:前の季節と違うところ
芽が生えた/花が咲いた・枯れた/実がついた・大きくなった/葉が枯れた など 植物クイズの例
  • 葉っぱクイズ①・・・イチョウ
    • 黄色せんすの形
    • すじが1点に向いている
    • くきが長い
    • やわらかい
 
  • 葉っぱクイズ②・・・ツツジ
    • 色、たまに黄色、長丸の形
    • さわると葉の表面がざらざら
    • 表とうらの色がちがう
    • 葉のまん中に線
    • うらをよく見るとあみ目もよう
    • 背が高くない

資料:

参考文献:

実験レポ

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